関係者の皆様へ!
- 漁業組合、造船所、官公庁、建築設計事務所、建設コンサルタント、ゼネコンの皆さまからのご相談、ご質問をお待ちしています。もちろん無料です。お問合せからどうぞ!
- 船揚場設計のご担当者さま、ウインチの機種選定でお悩みではありませんか?設計参考資料がお役に立つかもしれません。その他のことでも遠慮なくお問合せください。
- ウインチ図面はFAX、PDFファイル、CADデータ、いずれもご依頼当日中に送付できます。
- DAIDO船台引揚(上架)用ウインチパンフレット(PDF)
DAIDO船台引揚ウインチは、
- おかげさまで北海道から沖縄まで約1500ヶ所に納入実績があります。(漁協さまは全国で約2000ヶ所)
- 電動式の上架ウインチが主流ですが、当社は他のご要望にも幅広く対応できます。本州最北端の岬、大間崎にはマグロで有名な大間漁港(画像左)があります。大間漁港様に納入された油圧式ウインチ(画像右)の例です。
DAIDO 船台引揚用ウインチの特長
- 操作が簡単で熟練者が不要
- 押しボタン式操作スイッチで誰でも簡単に巻上、巻下運転が行えます。
- 操作方式は下記の3種類から選べます。
● 標準型:遠隔コードタイプです。標準コード長10m
● インバータ可変型:ダイヤルで任意の速度制御が可能です。
● 無線型:離れた場所(例:船の上)からでも操作可能です。- ▲標準屋内型スターター外観(左)とスターター内部(中)
標準型の有線遠隔操作スイッチ(3点押しボタンスイッチ)(右)- ▲無線型の屋内スターターとリモコンスイッチ
- 操作方式は下記の3種類から選べます。
- 作業効率がよい
- ドラムフリー機構だから、空台車の下ろしが早い。また、ワイヤロープの掛け替えもスムース。
- 2重安全装置
- 停電時でも効く電磁ブレーキと、手動ハンドブレーキで安全確実。
- 短納期・低価格
- 年間の生産台数が多いため、主要部品は事前購入しています。生産台数の多さと部品のストックが短納期、低価格を実現しています。
- 保守点検が容易
- 電動式のため、専門的な保守事項はありません。
- 多斜路にも対応
- 多斜路用のMW型ウインチなら、1台のウインチで2倍の働き。
- オプション、関連部品が豊富
- 船揚場にはワイヤサバキ(乱巻防止対策)、ワイヤ押さえローラー(ワイヤ張力抜け対策)などのオプション装置が必要な場合があります。また、当社では動滑車や方向転換シーブなどの関連製品も製作しています。
- 徹底した品質管理、アフターサービス体制
- DAIDOウインチは、社内規格(業界標準を越える基準)に基づく製品検査を全品実施。また、納入ウインチは、ユーザーさま、ウインチの製造番号、設計図面(部品図を含む)、打合せ資料を大切に保管しています。
DAIDO MS型・MS-S型電動ウインチ(単動ドラム)
- 概要
- MS型、MS-S型電動ウインチは上架用ウインチのベストセラーです。
- MS型は単胴ドラム型電動ウインチで、MS-S型はMS型にワイヤサバキ装置がついたタイプです。ワイヤサバキ装置とはフリートアングルが取れない使用環境の時に必要な装置で、強制的にロープを整列巻きさせる機構です。
- 製品外観と仕様
- ▼MS型電動ウインチ(左) MS-S型ワイヤサバキ付電動ウインチ(右)
- ▼DAIDO単動型電動ウインチ仕様表
形式 巻取能力
kg巻取速度
m/min 60Hz電動機
kWロープ巻取量
mAM-1(S) 1000 10 2.2 Φ12×150 AM-1.8(S) 1800 10 3.7 Φ12×150 MS-2(S) 2000 8 3.7 Φ14×150 MS-3(S) 3000 8 5.5 Φ16×150 MS-4(S) 4000 8 7.5 Φ20×150 MS-5(S) 5000 8 11 Φ22×200 MS-6(S) 6000 8 15 Φ24×200 MS-8(S) 8000 8 18.5 Φ26×200 MS-10(S) 10000 8 22 Φ28×200
注2:全機種とも巻取速度、ロープ巻取量の変更が可能です。 - ▼DAIDO単動型電動ウインチ仕様表
DAIDO MW型電動ウインチ(横二胴ドラム)
- 概要
- 多斜路で活躍するMW型、MW-S型上架用電動ウインチです。
- 横二胴ドラム型電動ウインチで、MW-S型はMW型にワイヤサバキ装置がついたタイプです。ワイヤサバキ装置とはフリートアングルが取れない場合に、強制的にロープを整列巻きさせる機構です。
- 製品外観と仕様
- ▼MW型電動ウインチ(左) MW-S型ワイヤサバキ付電動ウインチ(右)
- ▼DAIDO横二胴型電動ウインチ仕様表
型式 巻取能力
kg巻取速度
m/min 60Hz電動機
kWロープ巻取量
mMW-2(S) 2000 8 3.7 Φ14×150 MW-3(S) 3000 8 5.5 Φ16×150 MW-4(S) 4000 8 7.5 Φ20×150 MW-5(S) 5000 8 11 Φ22×200 MW-6(S) 6000 8 15 Φ24×200 MW-8(S) 8000 8 18.5 Φ26×200 MW-10(S) 10000 8 22 Φ28×200
注2:全機種とも巻取速度、ロープ巻取量の変更が可能です。 - ▼DAIDO横二胴型電動ウインチ仕様表
DAIDO 上架用ウインチ(その他)
- 上記の電動型ウインチ以外のご要望にもお応えできます。
(エンジン式・油圧式・減速型・ワーピング型など) - ●船揚場に電源がない→エンジン式ウインチをお勧めします。
- ●既設の油圧ユニットを利用したい→油圧式ウインチがあります。
- ●すばやいクラッチ操作で船台の下架(レッコ)を行ないたい→DAIDO規格ウインチがあります。
- ●使い慣れているワーピング方式がないか?→ワーピングウインチもあります
- ●既設の油圧ユニットを利用したい→油圧式ウインチがあります。
- 製品例
- エンジン式上架用ウインチ(左) 油圧式上架用ウインチ(右)
- 減速型DAIDO規格ウインチ(オプションのワイヤサバキ付)(左)
ワーピングウインチ(右) - 減速型DAIDO規格ウインチ(オプションのワイヤサバキ付)(左)
DAIDO 上架ウインチ関連製品
- DAIDOの上架ウインチ関連製品
- 当社では、船揚場で使用されるシーブ、スナッチブロックなど、ウインチ関連製品も製作しています。
- 方向転換シーブ
- ワイヤロープの方向を水平方向に90°換えるシーブブロックです。シーブ/フレームの寸法・形状・材質の変更可能です。画像は亜鉛メッキ仕上
- 方向転換シーブ仕様表
シーブ径
mm適用ロープ径
mmロープ張力
kg材質
シーブ/フレームΦ340(OD) Φ12~16 ~3000 FC200/SS400 Φ430(OD) Φ18~24 ~6000 FC200/SS400 - 方向転換シーブ仕様表
- 動滑車(スナッチブロック)
- 主に船台車に取付け使用します。シーブ/フレームの寸法・形状・材質の変更可能です。画像は亜鉛メッキ仕上
- 動滑車仕様表
シーブ径
mm適用ロープ径
mmロープ張力
kg材質
シーブ/フレームΦ340(OD) Φ12~16 ~3000 FC200/SS400 Φ430(OD) Φ18~24 ~6000 FC200/SS400 - 動滑車仕様表
- その他のウインチ関連製品
- このほかにも漁港、漁船巻上施設など船揚場で使用される以下のウインチ関連製品を、当社では製作しています。詳しくはDAIDO シーブ・滑車
- 動滑車、固定滑車、スナッチブロック、方向転換シーブ、独立ローラー、フェアリーダー、水平ローラー、転倒防止装置、引揚用台車、シャックル、チェーン、係船環、ガイドローラー、滑り材、マリンウッド、ワイヤロープ、アンカーボルト、ステンレス動滑車、ステンレス固定滑車、ステンレススナッチブロック、ステンレス方向転換シーブ、ステンレス水平ローラー、ステンレスシャックル、ステンレスチェーン、ステンレス係船環、ステンレスガイドローラー、ステンレスワイヤロープ、ステンレスアンカーボルトなど
DAIDO ダム湖維持管理 係船用ウインチ
- 概要
- 船揚用ウインチとして、ダム・堰等の管理設備として使用する係船設備用ウインチがあります。ダムインクライン設備とも呼ばれ、ダム湖の流木対策船の格納用駆動装置にウインチが使用されます。
- 製品例
- ▼ダム湖全景(左)DAIDOダムインクライン用ウインチ(岡山県久賀ダム)(右)
- ウインチ設計基準
- ダム湖維持管理係船設備用ウインチ(ダムインクライン用ウインチ)の設計基準を以下に記します。(ダム堰基準の一部抜粋)
- ① 駆動装置は、巻上ドラム、減速歯車、減速機、電動機、ブレーキフレーム軸およびワイヤロープなどにより構成される。② 駆動装置の電動機容量は、計算開閉力に対し100%以上とし、電動機はかご型誘導電動機を使用し、定格トルクに対し始動トルク200%以上とする。③ 駆動装置には2系統のブレーキを設け、その能力は、電動機定格トルク値の1.5倍以上の制動トルクを有する。また、作動は動力が遮断されたときに自動的に行なわれること。
④ ワイヤロープは、移動に際し直接レール架台、基礎等に接触しないようにガイドローラー等によって保護する。⑤ ワイヤロープに作用する荷重は、自重と積載荷重の合計の昇降分力とローラー抵抗を合計したものとする。 - ① 駆動装置は、巻上ドラム、減速歯車、減速機、電動機、ブレーキフレーム軸およびワイヤロープなどにより構成される。② 駆動装置の電動機容量は、計算開閉力に対し100%以上とし、電動機はかご型誘導電動機を使用し、定格トルクに対し始動トルク200%以上とする。③ 駆動装置には2系統のブレーキを設け、その能力は、電動機定格トルク値の1.5倍以上の制動トルクを有する。また、作動は動力が遮断されたときに自動的に行なわれること。