DAIDO ウインチ性能・安全性検査


当社に発注いただいたウィンチは組立調整後、
社内規格に基づいた方法で、製品検査します。
検査の合格を確認したのち、出荷します。

検査の中でも性能・安全性検査は特に重要です。
こちらでその概要をご紹介します。

 

DAIDO ウインチ性能・安全性検査の概要

検査は、当社保有の試験設備で行います。
当社は、タワー長15M、直引能力Max 30TON の試験塔を保有しています。ウインチ専業メーカーならではの設備です。
この性能試験設備を使い、ウインチの性能・安全性を検査します。組立・調整済みのウインチは、これを含む製品検査の合格を確認後、出荷されます。
試験塔
高さ15M の試験塔の直下に、荷重おもりをセットします。おもりは1個500kgで、これを組合わせます。今回は14個(7000kg)セットしています。
据付け設備
工場内に据付台座があります。こちらに試験するウインチを仮設します。
性能・安全性試験 風景
タワーにセットした荷重おもり(7000kg)を試験ウインチで牽引し、吊り上げています。
性能・安全性試験での検査項目は、揚貨状態での巻上能力・速度、騒音・振動、温度上昇、歯当り、ブレーキ・クラッチ作動などです。
製品検査の合格を確認後、出荷されます。
ウインチは組立・調整の後、上の性能・安全性検査を含む製品検査(業界標準を越える社内基準による)を全数行います。検査合格を確認の後、出荷されます。